所要時間はたったの一日!ラオスで象使いになってきました!
サバイディー!(ラオス語で「こんにちは」)
今はタイのチェンマイにいますが、その前はラオスにいました。
ラオスはゆったりとした時間が流れていて、人が温かくとても居心地が良かったです。
特にルアンパバーンという所が良く、もっとゆっくりしていきたかったです。
そんなルアンパバーンでは、象使いの免許が取れる一日ツアーに参加してきました。
当初は値段がそれなりにするので参加するつもりはなかったのですが、同じ宿に泊まった人に誘われ、参加することにしました。
今回はその象使いのツアーの紹介をしたいと思います。
申し込み
僕は泊まっていた宿でツアーの申し込みを行いました。
値段は昼食込みで69ドルでした。
ただ、同じ内容で参加していた他の人は別のところで申し込み、値段は40ドルと言っていました。
聞いた話では、25ドルで申し込めるところもあるみたいですが、そこは盗難被害が相次いでいるとか…
申し込む場所によってだいぶ違いがあるようですが、あまり安すぎるのは疑ったほうがいいかもしれないですね。
象乗り体験
朝の8時半頃に宿に迎えが来て、何か所か別の宿で他の参加者を拾ってから目的地に向かいます。
車で1時間ほど走ったところに象たちのいるエレファントキャンプがあります。
着いたらまず、体験という形でイスのついた状態で象に乗ります。
象に乗ってみての印象は、「高い」というのと「象って意外と毛が生えている」ということです。
普段こんな近くで象を見ることがないので新しい発見でした。
このイスに乗った状態で森の中、メコン川の中を歩くのですが、下り坂のときはイスから滑り落ちそうで体を支えるのが大変でした。
象使いの言葉を勉強
象乗り体験が終わったら、次は象使いの言葉を習います。
象使いの人が読んでいき、その後に続きます。
よく使うのは
「Pai(進め)」
「Sai(左)」
「Qua(右)」
です。
前に進んでほしいときには象に
「Pai Pai」と言い、
左に進んでほしいときには
「Pai Sai」
右に進んでほしいときには
「Pai Qua」
と言います。
この象使いの言葉の練習は10分ぐらいで終わったので正直、全部は覚えていませんでした笑
直に象に乗る
象使いの言葉を習ったところで、いよいよ直に象に乗ります。
「Map long(座れ)」と言うと、
前足を前に出して座るので前足を踏み台にして象の背中というか首のあたりに乗ります。
この状態で、再び森の中、メコン川の中を歩きます。
メコン川の中では象の体を洗ってあげました。
歩いている途中でさっき習った言葉を言うと、その通りに象は動くのですが象使いが言ったあとに僕がその言葉を続けているだけなので、多分僕の言葉というより象使いの言葉に従っているだけですね笑
昼休憩
直に乗った状態で散策し終わると、昼休憩です。
正直あまり昼ご飯は期待していませんでしたが、食べ放題形式で味も美味しかったです。
ガーリックトーストやカレー、フルーツなど種類も結構ありました。
再び象に乗って散策
昼ご飯を食べた後は、象使いの人に再び象に乗って散策すると言われました。
今度は「Soung(足をあげろ)」と言うと、
片足をあげるのでその足を踏み台にして象に乗ります。
今までは象使いの人が後ろに乗っていたので、今度は1人で乗るのかと思いきやまたしても象使いの人が一緒に乗ります。
そして、やることはさっきとほぼ一緒です。
象使いが言った言葉の後に僕が続けて言って、散策をします。
散策が終わると象とお別れです。
そこのエレファントキャンプにずっといると思っていたのですが、象たちは普段は森の中に住んでいるみたいです。
免許取得
あれ、結局象使いっぽいことせずに終わっちゃったなと思いつつ、宿へ帰ります。
行きは車でしたが、帰りはメコン川を船で行きます。
そして、宿に着くと免許を渡されます。
これで、履歴書に象使いと書いて、就活を有利に進められる!
と喜びたいところですが、ちゃんとした免許ではないので書いたらきっと怒られます笑
まあ、確かに象使いっぽいことはしてないですからね笑
最後に
このような流れで象使いの一日ツアーは終わりました。
たった一日でちゃんとした象使いになれる訳はありませんが、象に乗るということはなかなかないのでとても良い経験でした。
ラオスのルアンパバーンに行った際はぜひ象使いになってみてください!
コプチャイ!(ラオス語で「ありがとう」)