世界一周をして感じた旅の魅力

こんにちは!
「世界一周しているようには見えない」とよく言われるかずきです!
 
今回は世界一周のきっかけやどんな世界一周だったのか、そしてそれを通して感じた旅の魅力について書いていきたいと思います。
なんで今さら?と感じるかもしれませんが、最近改めて「旅っていいな」と思うことがあり、その旅の魅力を多くの人にも伝えたいという想いがあるからです。
 
これを読んでぜひ「旅したい!」と思ってくれたら嬉しいです!
 
 

世界一周のきっかけ

まずは、世界一周のきっかけとなった旅の話を。
 
世界一周へはインドへの旅がきっかけで行きたいと思うようになりました。
実はバックパックを背負って旅らしい旅をしたのはインドが初めてです。
インドへは友達に誘われて行くことになったのですが、正直行く前は「え?インド?危なくないかな…」そんな気持ちで、不安に駆られていました。
 
実際行ってみると、
電車の到着が約10時間遅れる
ガンジス川のほとりで死者を火葬している
街行く人がめちゃくちゃ話しかけてくる
毎食カレー
牛が街中を平然と歩いている
↑これ動物園じゃないです。タクシーからの眺めです。
 
などなど、とにかく日本と何から何まで違い、大きな衝撃を受けました。
そんなこんなで帰るころには、行く前の不安は消えて
「他の国はどんなだろう?もっと色々な国を見てみたい!」
という気持ちに変わっていました。
 
そして、だんだんと世界一周への気持ちが強くなっていき、翌年休学して世界一周することを決意します。
 
 
 

世界一周へ

世界一周をすると決めたはいいものの、最初親にそのことを言ったら反対されました。
そこでこのまま言ってもだめだと思い、パワポを作って親に説明することに。
それだけ、世界一周への気持ちは強かったですし、親にもその熱が伝わったのか、世界一周することを許してくれました。
 
そして、いよいよ2018年6月1日に約半年間の世界一周の旅へ出発しました。
 
最初の国はベトナム
ホーチミンからハノイまでバスで縦断して、続いてラオス、タイと行きました。
その後はちょうどワールドカップの時期だったので、ロシアでサッカー観戦。
そして、トルコに行き、カッパドキアで気球からの絶景を眺めました。
 
トルコをあとにすると、陸路でヨーロッパを横断しユーラシア大陸の端っこポルトガルまで行きました。
その次はモロッコサハラ砂漠ラクダに乗って、360度どこを見渡しても砂漠が続いているだけという異様な世界を体験しました。
ちなみにラクダの乗り心地はすごい悪かったです笑
 
ロッコのあとは、アメリカ、メキシコと行き、
メキシコでは、ゲストハウスで知り合ったメキシコ人に街を案内してもらって、しまいには家にも泊めてもらいました。
 
次は僕の一番好きな国、キューバ
クラシックカーが走っていたり、通貨が2種類あったり、とにかく非日常感がありました。
あとキューバ人は人柄が良くて、とても優しかったです。
キューバの良さはもっとあるのですが、とんでもない量になりそうなのでここではやめておきます笑
 
キューバの何がいいの?」と気になる方はこちら
 
最後の南米では、ガラパゴス諸島で珍しい動物を見たり、
ボリビアのウユニ塩湖で絶景を眺めたり
ペルーで天空都市と呼ばれるマチュピチュを訪れたりしました。
 
そして、南米をあとにして日本に帰ってきたという世界一周でした。

 世界一周をして感じた3つの旅の魅力

世界一周して、こうやって振り返ってみてもやっぱり改めて、「旅っていいな」と感じます。
旅の魅力はたくさんあるわけですが、僕が感じる魅力を3つ挙げたいと思います。
 
 

1.非日常を体験できる

これは旅の醍醐味で、言わずもがなという感じかもしれませんが。
旅では、日常では見ることのできない景色を見ることができたり、日本では考えられないような文化を体験できたりします。
上に載せたようなカッパドキアだったり、ウユニ塩湖だったり、そういった絶景にワクワクすることはもちろんですが、旅に出るとすべてが新鮮な景色で、街中をただ歩くだけでもワクワクします。
 
そして、川のほとりで死者を火葬していたり、通貨が2つあったり、そんな日本とは違う文化を経験できます。
そうやって、非日常を体験することで自分の世界が広がります。
 
 

2.人との出会いがある

ドイツでは二人組のフランス人と知り合ってイタリアを一緒に旅して、
メキシコでは現地の人と知り合って街を案内してもらったり、家に泊めてもらったりしました。
 
また、チェコキューバそれぞれで別の同い年の日本人と知り合ったのですが、実はその二人同士も別の場所で会っていて、せっかくだからということでペルーで集合して3人でアマゾンに行くなんてこともありました。
 
こんな風に旅をしていると色々な人との素敵な出会いがあります。
 
 

3.良いも悪いも結局良い経験になる

旅をしていると良いことだけでなく悪いことも起こります。
悪いことが起こったそのときには、イライラして「なんでこんなことになったんだ」と思うこともあるかもしれません。
 
でも、結局日本に帰ってきてからその時のことを思い返すと、良い経験だったと思えます。
 
例えば、僕はインドで盛大にぼったくられたのですが、その経験があったからこそ、もうどこへでも行けると思うようになりました。
その結果、初の海外ひとり旅で世界一周をしました。
 
また、旅をしていると、日本とは違って不自由さを感じる場面も多々あると思いますが、日本に帰ってくると改めて日本の良さを感じます。
 
そういう意味で、旅中には良いことも悪いこともあると思いますが、どっちにしろ良い経験になるということです。
 
 
 

最後に

長々と書いてきましたが、つまり何が言いたいかというとシンプルに
 
「旅や世界一周って良いものだから多くの人にも経験してもらいたい」
 
ということです。
 
僕自身も最初はそうだったけど、海外は危なそうというイメージがあって、不安がある。
そういう理由からなかなか踏み出せないという人もいるかと思います。
 
けど、旅にはたくさんの魅力があるので、旅に出ないことはすごいもったいないです。
だからもしまだ旅に出たことがないという人には、ぜひ旅してもらいたいと思っています。
 
こんなに旅を勧めていますが、実は世界一周から帰ってきて以来、海外に行っていないので近いうち僕も旅したいと思います。
 
次はどこへ行こうかな?

ブログ名を変更しました!

こんにちは!かずきです!

お久しぶりです!
早いもので世界一周が終わってからもう約7か月が経ちました。

そんなお久しぶりの投稿ですが、今回は心機一転してブログ名を変更したので、それについて書いていきます。

 

なぜ「世界一周のしおり」をやめるのか?

旧ブログ名は「世界一周のしおり」でした。

ちなみにこの「世界一周のしおり」というブログ名には簡単に言うと

「このブログがしおり(ガイドブック)としての役割を果たせるように、ワクワクする!ここに行きたい!と思ってもらえるような情報を発信しつつ、世界で集めたしおり(ブックマーク)も紹介していきたい」

という想いが込められていました。
詳しくはこちらから↓
[blogcard url="http://karatabi.com/2018/04/20/2018-04-20-175457/"]

我ながらこのブログ名も気に入っていましたが、変える決断をしました。

なぜかというと、単純にもう世界一周は終わったからです。
世界一周は終わっているのに、そのままのブログ名だと新しい記事を書きづらいし、なんだかいつまでも世界一周という過去にすがりついているみたいだと思ったからです。

何か新しい挑戦をしようと思い、心機一転して変えることにしました。

 

「ケときどきハレ」とは?

そこで、ブログタイトルは「世界一周のしおり」あらため、

ケときどきハレ

にすることにしました!
なぜそのタイトルにしたか説明していきたいと思います。

 

「ハレ」と「ケ」

ハレ」と「」ってみなさん一度は聞いたことがあると思います。

ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。

民俗学文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼年中行事などの「非日常」、(褻)は普段の生活である「日常」を表している。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AC%E3%81%A8%E3%82%B1

簡単に言うと、「ハレ」=「非日常」、「ケ」=「日常」ということです。
つまり、新ブログ名の「ケときどきハレ」というのは
日常ときどき非日常」と言い換えることもできます。

 

世界一周中は「非日常ときどき日常」

世界一周中は、日々新しい人に出会ったり、知らない景色を見たりしていました。


フランス人とヴェネツィアを観光したり、


カッパドキアでこんな絶景を見たりしていました。

非日常が毎日続いているような状態で、そんな非日常の中に睡眠などの日常がありました。
いわば「非日常ときどき日常」という状態でした。
だから、世界一周をしているだけで自分が意識しなくとも自然と非日常体験ができ、ワクワクする時間が多くありました。

 

日常ときどき非日常

しかし、日本に住んでいる今、非日常な時間もあるけど、普通に生活していたら大半の時間は日常生活を送ることになります。
世界一周とは違って、勝手に非日常体験が訪れるわけではありません。

そこで、ワクワクするような非日常を過ごすためには、自分で非日常を見つけたり、作り出したりする必要があります。

ただ、そんなに特別なことをする必要はないと思っていて、例えば新しい本を読んだり、いつも通ってる道とは違う道で目的地に向かうなど、ちょっと意識をするだけで非日常に気付けると思います。

そんな日常の中にある非日常を見つけたり、非日常を作り出したりして、それを発信していきたいという想いから「ケときどきハレ」というブログ名にしました。

 

まとめ

今までは世界一周や旅に関することをブログに書いていましたが、これからは旅に限らず本や映画など、自分が「非日常」に感じたことを幅広く書いていきたいと思います。

そして、投稿の頻度も増やしていきたいです。

それでは!

旅を楽しむために必要なもの。それは「  」

 

こんにちは!

 

世界一周から帰ってきてゆっくりしていたら、いつの間にか2018年も終わって新年が明けてしまいました。

 

今回は世界一周をとおして感じたことを書きたいと思います。

 

旅を楽しむために必要なものについてです。

 

 

 

旅とは

旅を楽しむために必要なものを書く前に、まず旅とは何かですが、僕が思う「旅」の定義は「良くも悪くも何が起こるかわからないこと」です。

 

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しっかり調べて計画どおりに行こうと思っても、思わぬハプニングに見舞われたり、思いがけず友達ができて一緒に行動したりします。

そうすると、なかなか計画どおりにはいきません。

 

ただ、これこそ旅の醍醐味だと思っています。

 

そんな何が起こるかわからない旅を楽しむために必要なものがあります。

 

それはタイトルに書いたとおり「余白」です。

 

 

余白とは

余白とは「余裕」とも言い換えることができると思います。

 

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思わぬハプニングが起きても、もし心に余裕=余白がないと、なんで思い通りにいかないんだとイライラするかもしれません。

逆に余白があれば、旅なんだからこんなこともあるさとハプニングさえ楽しむことができます。

 

思いがけず友達ができて、一緒にここ行こうよとなったとき、もしスケジュールに余白がないと、その人との仲はそこで終わってしまうかもしれません。

逆に余白があれば、一緒に行動してさらに仲良くなることで旅の楽しさが倍増します。

そして、その人とは一生の友達になるかもしれません。

 

このように余白があれば何が起こるかわからない旅を楽しむことができると思います。

 

 

人生にも余白を

「旅は人生の縮図である」という言葉があります。

 

つまり、人生を楽しむためにも余白が必要だと思うんです。

 

人生も何が起こるかわかりません。

自分の思ったとおりにいくわけではありません。

 

そのとき、心に余白があるのとないのとでは大きな違いがあると思います。

 

楽しいことがあっても、余白がないときには心の底から楽しむことができないかもしれません。

 

また、スケジュールと金銭的に余白があれば自分のために時間を使うことができて、自分のやりたいことにお金を使うことができます。

 

このように余白があれば人生はより豊かになると思います。

 

 

最後に

旅をとおして、余白の重要性をとても感じました。

そこで、余白を作ることを今年の抱負の一つにしたいと思います。

 

しかし、世界一周から帰ってきてからは余白がありすぎて、かえってダラダラしてしまったので、適度に余白を作りたいと思います。

 

我慢との戦い。あのナスDも乗ったヘンリー号に乗船!

 

オラ!

 

 

テレビ番組「陸海空 地球征服するなんて」で有名なナスDが乗ったというヘンリー号

 

僕も世界一周中に出会った同い年の2人と共に3人でこのヘンリー号に乗船してきました。

 

最初こそ旅感があって、ワクワクしていたのですが、想像以上にきつい船旅でした。

我慢との戦いが必要なヘンリー号での様子をお伝えしたいと思います。

 

 

 

ヘンリー号とは

ペルーにある陸路では行けない世界最大の町「イキトス」

 

イキトスへ行くには、飛行機か船だけ。

今回僕らは船を選択したのですが、その船の名前が「ヘンリー号」と言います。

 

プカルパという町から出発し、約4日間かけてイキトスに向かいます。

 

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ヘンリー号には1~15号まであり、僕らが乗ったのは9号

 

乗船料金は1日3食付きでたったの100ソル(約3300円)でした。

 

 

船内の様子

ヘンリー号の船内はハンモックでいっぱいです。

 

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この写真は一部しか写っていないですが、360度ハンモックが吊り下げられています。

 

ちなみにハンモックは乗船前に買う必要があり、安いものだと25ソル(約850円)ぐらい。

 

 

食事

船が出発してから到着するまでの毎日は3食、食事が提供されます。

 

ごはんの時間は結構早くて、朝は6時半頃、昼は12時頃、夜は17時頃に食事が出されました。

 

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食事の時間になると、「カンカン!」とベルが鳴らされ、ごはんをもらうためみんな一斉に厨房に向かって並び始めます。

 

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こちらが厨房。コックさんは2人しかいない様子でした。

 

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食事はこんな感じ。

 

朝食は上の写真のようなスープが多く、昼食や夕食には、ご飯やパスタなどが出ました。

基本的にどの料理にも鶏肉は入っていました。

 

タッパーとスプーンは持参する必要がありますが、船に乗る直前や船の中でも販売しています。

 

 

我慢との戦い

こんなヘンリー号ですが、あらゆる我慢が必要でした。

 

 

暇な時間を我慢

プカルパに到着した翌日の17時にヘンリー号が出発するということで、15時半頃ヘンリー号に乗船しました。
17時まではハンモックを取り付け、船内をぶらぶらしていたのですが、17時を過ぎてもヘンリー号は出発せず。
 
もともとヘンリー号は時間通りに出発しないと聞いていたので、この時点では特になんとも思っていませんでした。
ところが夜になっても出発しません。
 
どうすることもできないので、仕方なく眠りについたのですが、なんと朝起きても船は動いていませんでした。
 
結局船が出発したのは夜の22時半頃。実に31時間もの間、止まった船の上で待機していました。
 
船内にはもちろんWi-Fiはないし、遊び場もありません。
そのため出発までの間、暇な時間が過ぎていきました。
 
ところが、本当の暇な時間との戦いはこれからでした。
 
出発して、風景が変われば暇でなくなると思いきやそれも最初だけ。
 

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夕日はきれいでしたが、イキトスに到着したのは乗船してから5日後で、その5日間暇な時間が多くありました。
 

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船内の子どもたちと折り紙をして遊んだり、3人でトランプをしたりしても5日間という時間は長すぎます。
 
他の乗客も暇で楽しみが食事だけなのか、ご飯の時間になると一斉に並び始めてました笑
 
なにか暇な時間をつぶせる遊び道具などを持っていくことをおすすめします。
 
 

ハンモックを我慢

さきほど書いたようにヘンリー号の船内はそこら中ハンモックが吊り下げられていて、ハンモックが寝床となっています。
 

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僕の寝床はここ。
 
船の上でハンモックに揺られて眠りにつく。
 
こう書くと聞こえはいいですが、ハンモックは熟睡には向いていません。
 
最初は快適なんて思っていたのですが、いざ寝てみると寝返りをうてないし、寝心地が悪い。
夜中に何度も目が覚めて、熟睡できませんでした。
 
ハンモックは昼寝するぐらいがちょうどいいですね。
 
ハンモックではなく、マットレスを持参して床で寝ている人もいたのですが、もしかしたらそっちの方が熟睡できたかも?
 
 

人口密度の高さを我慢

船内には所狭しとハンモックが吊り下げられていて、人口密度がとても高いです。
 
昼間で、しかも船が止まっていたら風が吹かずとてつもない熱気に包まれます。
そのため、まだ船が動いていない2日目の昼間はデッキにいないと酸素不足になりそうでした。
 
船が動き出してからは風が入ってくるので夜はむしろ肌寒いぐらいで、暑さの問題は解消されたのですがもう一つ問題が。
 
それは隣との距離
 
これでもかというぐらいギリギリまで乗客が乗っているので、隣の人との距離に余裕なんてありません。
 
なんなら左隣の人とは寝方によっては接していました。
寝ている間に隣が動けば、その動きに気付いてしまう。それほど近い距離。
 
ただでさえハンモックで寝心地悪いのに、人口密度が高くてさらに寝づらかったです。
 
 

シャワーを我慢

約5日間船に乗り続けるので、シャワーは付いています
 

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あるにはあるのですが、トイレと同じ場所なので清潔さは保たれていません。
 

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加えて蛇口から出てくるのは川の水と思われる濁った水
 
これでは体がきれいになるのか汚くなるのか分かりません笑
 
3日目ぐらいになってくると、濁った水でもいいかと思えてくるのですが、結局船の上にいた5日間一度もシャワーを浴びませんでした。
 
シャワーを浴びないか、汚い水を浴びるか究極の2択から選ぶしかなかったんです。やむを得なかったんです。 
 
 
 

最後に

このヘンリー号、世界一周の中で一番と言っていいほど旅感があって良い経験だったとは思うのですが、正直もう乗りたくないです笑

 

イキトスまではリマから飛行機で行けるうえ、その飛行機代が安ければヘンリー号の乗船料金と同じくらいなので、ヘンリー号おすすめです!…とは決して言えないですが、我慢強ければ一度乗ってみてもいいのではないでしょうか?

 

では、グラシアス!

 

災害に遭遇!リマからプカルパへのバス

 

オラ!

 

 

プカルパから船に乗ってイキトスへ行くため、プカルパまではバスを使って向かいました。

その際、ある災害に遭遇!

 

使ったバス会社の紹介とともにプカルパまでの道のりをお伝えしたいと思います!

 

 

バス会社

チケット購入方法

プカルパまでのバスについて宿のスタッフに聞いてみたところネットから取れるとのことでまずはネットで検索することに。

すると、いくつかバス会社が出てきてそのうち安かったmovil busというバス会社にすることにしました。

 

ホームページに行き、チケットを取ろうと思ったのですが、なぜかうまくいかず結局ネットでの購入は断念。

 

そのため直接オフィスに買いに行くことに。

ネットより高いかと思っていましたが同じ値段で買うことができました。

 

値段

最安の席だと79ソル(約2660円)でした。

この値段だと選べる席は限られますが、サービスは他の席と変わりません。

 

車内設備

バスの前方が飛行機のビジネスクラスのようになっていて、3列シートでした。

後方が一般的なシートで4列シート。

 

僕が座ったのは一般的なシートの方でしたが、150度ぐらいまでリクライニングして、なかなか快適な座席でした。

天井にはモニターが付いていて、後方にはトイレがありました。

 

また、夕食と朝食付きです。

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 夕食はこんな感じ。

 

 

プカルパまでの道のり

15時50分出発予定で、ほぼ予定通りバスは出発しました。

 

事前にネットで見たところこのリマからプカルパへの道はくねくねの山道で吐く人が続出するという話でしたが、道が混んでいてゆっくり走っていたおかげかそんなに気持ち悪くなりませんでした。

 

吐く人が続出するという問題はありませんでしたが、それよりも大きな問題が発生です。

 

夜が明けて7時半頃、道の途中でバスが止まり、しかもエンジンが切られました。

 

運転手が乗客に向かってなにか説明し始めましたが、僕はスペイン語が分からないので理解できず。

説明が終わると、なにやら他の乗客がバスの外に降りていきます。

 

僕らも後についてバスを降りてみると、ずっと先の方まで車が続いている様子。 

歩いて様子を見に行きましたが、結局この時点ではなにが原因で止まっているのか分かりませんでした。

 

仕方なくバスで待っていたら、3時間ほどしてようやく動き出しました。

 

このまま順調に行ってくれれば4時間ほどでプカルパに着くかなと考えていたところ再びバスが止まってしまいます。

 

またバスの外に様子を見に行くと、少し先を行った先で目を疑う光景が。

 

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なんと土砂崩れが起きていました。

 

今日中にプカルパに着くのは無理かと諦めていましたが、周りの人が言うには今日中に通れるとのこと。

 

しばらく待っていると、ショベルカーが現れ土砂をせっせと取り除きます。

そうして、バス停止から約6時間後ようやく道が開通しました。

 

土砂崩れが起きた場所を通過したあとで分かったのですが、どうやら他のところでもいくつか土砂崩れが起きていたようです。

 

土砂崩れが起きた道を抜けたあとは、快調にバスは走り、22時頃プカルパに到着しました。

 

予定では8時頃到着となっていましたが、結局14時間遅れで30時間かかったことになります。

自分史上最長のバス移動でした笑

 

 

最後に

今回は土砂崩れのため、30時間もかかってしまいましたが、この道はデモが原因でよく遅れるという話も聞きました。

 

リマからプカルパへ行く際は、遅れることを考慮して余裕をもって向かった方が良さそうです。

 

 

では、グラシアス!

  

ツッコミどころ満載⁈チチカカ湖のおもしろツアー

 

オラ!

 

 

ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖

 

このチチカカ湖にウロス島という島があり、そこへ行くツアーに参加したのですが、このツアーが「そんな安くていいんかい!」「手漕ぎじゃないんかい!」などツッコミどころ満載で、おもしろかったので紹介したいと思います!

 

 

  

チチカカ湖とは

チチカカ湖はペルー南部とボリビア西部にまたがる淡水湖で、チチはピューマ、カカは岩を意味します。

湖の形がピューマに似ていることが由来なんだとか。

 

そして、この湖は標高約3800mのところにあり、船などが航行可能な湖として世界最高所と言われています。

 

 

ウロス島とは

チチカカ湖にある約40の浮島を総称してウロス島と言います。

 

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これらの浮島はトトラと呼ばれる葦を積み重ねてできています。

島だけでなく、家や船もトトラ葦で造られています。

 

ツッコミどころ満載ツアー

そんな安くていいんかい!

チチカカ湖に水上生活をしている人たちがいると聞き、ツアーに参加することにしました。

 

チチカカ湖にはウロス島のほかにもいくつか島があり、1日ツアーだとウロス島とタキーレ島というところに行けます。

 

最初はその1日ツアーを探していたのですが、あるツアー会社に話を聞くと、「今(12時ごろ)からウロス島だけに行く3時間ほどのツアーがあるから参加しないか?」とのこと。

 

値段は本来35ソル(約1170円)のところを20ソル(約670円)でいいからと言われましたが、今日行くつもりはなかったので、しぶっていたらなんと15ソル(約500円)にしてくれました笑

 

半額以下で「そんな安くていいんかい!」とツッコミたくなるような値段になったのでそのツアーに参加することにしました。

 

 

ガイドじゃないんかい!

ツアーは今からとのことでしたが、カメラを取りに宿に戻りたいと伝えると、宿に迎えに来てくれることに。

部屋にカメラを取りに行き待っていると、ツアー会社の人がタクシーとともに現れました。

 

このタクシーに乗り、港近くまで運んでもらった後そこからウロス島へ行く船まで歩いて向かいます。

 

ここで一緒にタクシー乗っていたツアー会社の人は別の人にバトンタッチ。

 

一緒にタクシーに乗っていた人がガイドでなければ、この人がガイドなのかと思っていました。

「どこから来たんだ?」なんて話をしながら歩いていたのですが、数十メートル歩いたところでいきなり「この人について行ってくれ」と言われ、またもや別の人にバトンタッチ。

 

え?あなたの仕事それだけ?

 

数十メートル運ぶだけの仕事ではたしていくらもらえるのか不思議に思いつつ、バトンタッチされた人に付いていったら今度こそ船に着きました。

 

 

なぜ地面にそんなものが…恐ろしいわ!

そんなこんなでツアーの始まりです。

船で数あるウロス島のうちの1つに向かいます。

 

そこでは島の住人が出迎えてくれ、まずチチカカ湖とウロス島について説明がありました。

 

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手作りの模型を使いながらの説明の後、島の散策です。

 

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島にある家の中はこんな感じ。

 

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湖の水で洗濯をして

 

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家の屋根で干すみたいです。

 

こんな風に色々と見て回りながら島をぶらぶらしていたら、地面にあるものを見つけました。

 

 

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包丁⁉︎

なぜ地面に包丁が…

 

これが島の日常なのか、どうなのかは謎のままですがなんにせよ恐ろしいわ!笑

 

 

最初からツアーに組み込んどけや!

いろいろな発見があった島の散策の後は、島の住人たちによる歌の披露がありました。

 

何曲か歌った後、なんと日本語で「チューリップ」を歌ってくれました。

まさかこんなところで日本語を聞けると思っていなかったので、なんだか嬉しかったです。

 

歌の披露が終わり、次は別の島に行くとのことでした。

 

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このとき、希望者は10ソル(約330円)を払ってこのようなトトラ葦で造られた伝統的なボートで移動することができます。

 

僕は見るだけでいいやと思い、乗ろうとしなかったのですが、他の観光客もあんまり乗ろうとしてませんでした。

 

最初にボートに乗った観光客は数人だけで、住人たちが僕らに向かって「アミーゴ!」「ハポン(日本)!」と声をかけてきます。

 

結構粘り強く声をかけてくるので、仕方なくという感じで乗っている人もいましたが、僕は結局乗らず、「こんなことになるなら、最初からツアーに組み込んどけよ!」と思っていました。

 

 

手漕ぎじゃないんかい!

伝統的なボートに乗らなかった人たちはもう少し1つ目の島を散策する時間があったので、物見やぐらのようなところに登り、景色を眺めていました。

 

そこからはウロス島の他の島を見ることができて、良い眺めでした。

 

しかし、ここで思わぬ光景が!

 

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さっき島を出発したボートです。

 

トトラ葦でできた伝統的なボートなんですが、よく見るとその手前にはモーターボート

 

残念なことに手漕ぎではなく、伝統的なボートをモーターボートで押していました笑

きっと普段からモーターボートで移動してるんだろうな… 

 

 

嘘だったんかい!

島のボートに乗らなかった人たちも普通の船で2つ目の島へと向かいました。

 

ただ、この島はいかにも観光客用という感じで、レストランがあるだけで特に面白みのないところでした。

この島で特にやることもなかったので、しばらくぶらぶらしていたら次に行くとのこと。

 

このツアーを申し込むときに3つの島に行くと聞いていたので、もう1つの島に行くのだと思っていました。

 

1つ目の島でウロス島の暮らしは見たので、3つ目の島ではこれ以上何があるんだと少しワクワクしていたのですが、結局3つ目の島行きませんでした笑

これにてツアー終了です。

 

3つの島に行くというのは嘘だったみたいです。

まあ、これ以上島行っても1つ目と大差ないと思うので、別に良かったんですが。

 

 

最後に

正直このウロス島へのツアーは観光地化されていて、これが本当の住人の暮らしなのかは分かりませんでしたが、ある意味面白いツアーでした笑

 

15ソルでこのおもしろツアーに参加できたと思えば、満足です。

 

チチカカ湖を訪れた際はぜひこのツアーを体験してみてください!

 

 

では、グラシアス!

キューバのここが最高! 全ての人にキューバをおすすめする6つのポイント

 
オラ!
 

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カリブ海に浮かぶ国「キューバ」
行く前は正直チェ・ゲバラのイメージしかなく、どんな国かよく分かっていませんでした。
 
そんな中で実際行ってみての感想は、「キューバ最高!」
1週間の滞在でしたが、最高すぎて1週間では全然足りませんでした。
 
みなさんにキューバをおすすめしたいのですが、何が最高だったか6つのポイントを紹介したいと思います。
 
 

人が気さくで優しくて最高!

キューバ人はとても気さくで、街中を歩いているとよく声をかけられます。
 
野球大国だけあって、日本人だと分かると「イチロー」や「マツザカ」と声をかけてきました笑
大谷を知っている人もいました!
 
 
そして、キューバ人は優しいです。
 
キューバに到着して空港から市内へローカルバスで向かったのですが、そのバスが激混みで、乗れるか乗れないかあやしいほど。
思い切って乗ったのですが、バスはドアを閉めずに発進しました。
 
すると、周りの人が落ちないよう体を支えてくれて、しかも運転手に向かってなにか叫んでいます。
 
スペイン語だったのでなんと言っていたか分かりませんが、おそらく「ドアを閉めてくれ」と言っていたのだと思います。
 
着いて早々、キューバ人の優しさを感じました。
 
 

現地人価格で安くて最高!

キューバには通貨が2種類あり、1つが兌換ペソ(CUC)、もう1つが人民ペソ(CUP)です。
 
CUCは観光客用、CUPは地元の人用ですが、両替所でCUCをCUPに両替することで、観光客でもCUPを使うことができます。
1CUC=25CUPです。
 
地元の人が使うようなお店だとCUP払いなのですが、こういうお店はとっても安いんです!
 

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例えば、このご飯にお肉とポテトが付いたボリューミーな一皿はなんと35CUP(約150円)
 
そして、ローカルバスも驚きの値段です。
先ほど、空港から市内までローカルバスを使ったと書きましたが、このバスはなんと0.4CUP(約2円)です!笑
 
ちなみにタクシーだと20CUC(約2200円)ぐらいなので、2円って笑っちゃいますね。
 
ただ、激混みだったので地元の人たちには申し訳なかったです…
 
 

治安が良くて最高!

中南米は治安が良くないため、「1人で出歩いてはいけない」「夜は出歩くな」などとよく言われます。
 
しかし、キューバは一人で夜に出歩けるほど治安が良いです!
 
社会主義で貧富の差があまりないことが治安の良さにつながっているのかもしれません。
 
 

歴史を感じられて最高!

キューバの街を歩いていると、

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このようなカラフルでコロニアル調な建物が建ち並び、歴史を感じられます。
 
そして、キューバには見たことないような古い車がたくさん走っています。

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こんな車だったり、
 

f:id:karatabi:20181028075534j:plain こんな車

 

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こんなものまで。
この車は後ろにエンジンを積んでいて、後輪の上にある穴から空気が入ることでエンジンを冷やすんだそうです。
 
車好きというわけではないのですが、このように歴史を感じる多種多様な車が走っていて、クラシックカーを見ながら街を歩くだけで楽しいです!
 
 

ネット環境がなくて最高!

キューバでネットにつなげるためには、WiFiカードというものを買い、さらに所定の場所に行く必要があります。
つまり、ネット環境はほぼないようなものです。
 
今の時代ネットが使えないと情報が得られず、不便と思うかもしれません。
 
しかし、ネット環境がないことで、情報を得るには人から聞くしかなく、そこから人と仲良くなれます。
 
今の目まぐるしいネット社会からいったん離れられるという点でも良いと思います。
 
 
  

革命家たちがかっこよくて最高!

キューバに行く前は、恥ずかしながらチェ・ゲバラの存在しか知りませんでした。
しかし、ほかにも活躍した革命家がいます。
 

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まずはこちらのホセ・マルティという人物。
ホセ・マルティはスペインからの独立のときに活躍した革命家です。
 
 
続いては、フィデル・カストロ
キューバはスペインから独立したあと、アメリカの半植民地となりました。
それに対する革命運動を率いたのがフィデル・カストロです。
 
 

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次に、カミーロ・シンフエゴス
カミーロはカストロ、ゲバラと共にキューバ革命を指導した1人です。
 

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そして、チェ・ゲバラ
アルゼンチン人でありながら、カストロに次ぐナンバー2としてキューバ革命を率いた人物です。
 

顔の下には

「Hasta la victoria siempre(常に勝利に向かって)」

という文字が書かれています。

カッコいいですね!

 
 
 

 最後に

このようにキューバ人と交流したい人やお金がかからない旅をしたい人、海外に行きたいけど治安が心配という人、車好きな人、今のネット社会に疲れている人、チェ・ゲバラが好きだという人などあらゆる人にキューバをおすすめしたいです!

 

とにかく一度行ってみてください。

 

きっとキューバが好きになるはずです!

 

 

では、グラシアス!