イスタンブール(トルコ)からヴェリコ・タルノヴォ(ブルガリア)への鉄道での移動方法
メルハバ!
約10日間のトルコの旅を終えて、イスタンブールからブルガリアの古都「ヴェリコ・タルノヴォ」へと移動しました。
鉄道だと乗り換えがあり大変だというのをネットで見たので、本当はバスで移動したかったのですが、探しまわってもバスチケットを見つけられませんでした。
なので仕方なく鉄道にすることに。
結局乗り換えはなく、大変ではなかったのですがこの鉄道旅では他のところでちょっとしたハプニングが発生しました…
そのハプニングとともにイスタンブールからヴェリコ・タルノヴォへの鉄道での移動方法をまとめました。
<目次>
鉄道チケット購入
購入場所
鉄道チケットは調べると、Sirkeci駅で買えるということだったので、まずその駅に向かいます。
Sirkeci駅へはトラムか地下鉄を使って行くことができます。
これがSirkeci駅です。
チケットはこの駅の窓口で購入できました。
値段
値段は177リラ(約4,100円)でした。
バスチケットを探していたときにソフィア行きのバスならあると言われ、その値段が105リラ(約2,500円)とかだったので、177リラは高めですね…
と言っても、鉄道で行くしかありません。
チケットをもらうと出発時間は21時40分となっています。
しかし、窓口の人は20時にこの駅で待っていろと言います。
どういうことかと思っていたら、鉄道はこの駅から出発するのではなく、違う場所から出るということでした。
そこまでは1時間ほどかけてバスで行くために、20時に集合とのことでした。
ヴェリコ・タルノヴォへ
バス移動
特にやることもなかったので、余裕をもって19時頃Sirkeci駅に行きました。
窓口でどこにいればいいか聞くと待合室で待ってろとのこと。
これが待合室です。
待ってろとは言われたものの、どこからバスに乗るのだろうか、バスが来たらちゃんと呼びに来てくれるのだろうかなど色々と不安がありました。
そんな不安を抱えながら待っていたらパキスタン人のおじさんがやって来て、話を聞いたところその人の目的地はソフィアですが、乗る鉄道は同じでした。
おじさんもどれに乗ればいいか分からないと不安な様子でしたが、やはり仲間がいると心強いですね!
おじさんと旅の話をしながら待っていたら不安も和らぎました。
20時半頃になるとそれらしきバスがやってきて、これでいいのかと聞くと合ってるとのことです。
とりあえずバスに乗れたので一安心です。
バスで1時間ほど移動したところで、全ての荷物を持ってついてこいと言われました。
どうやらここで、鉄道に乗り換えのようです。
こんな道を少し歩いた先に鉄道が見えてきました。
この鉄道に乗ってヴェリコ・タルノヴォへ向かいます。
鉄道移動
チケットに色々と番号が書かれているのですが、トルコ語なのでどれが車両番号でどれが座席番号か分かりません…
車掌さんに聞いたところ一番端の車両とのことです。
鉄道に乗ると、車内は4人部屋がいくつもある状態でした。
近くの乗客に聞いて自分の座席まで行くと、ルーマニア人とペルー人2人と同じ部屋でした。ちなみに3人とも目的地はルーマニアの首都「ブカレスト」で、自分だけ違う…
また不安になってきます。
鉄道は21時50分頃出発しました。
しばらくすると車掌さんが部屋にやってきて、それぞれの目的地を確認します。
すると僕だけ目的地が違うからか、別の部屋に移動させられました。
4人部屋を1人で貸切状態です。1人だとさらに不安が大きくなりますが、広々使えるので良しとします。
水とビスケットが配られましたが、眠気に襲われ食べずに一眠りしました。
3時過ぎに車掌さんに起こされ何事かと思ったら、どうやらイミグレーションのようです。
イミグレーション
鉄道から降り、KAPIKULE駅というところでトルコの出国審査が行われました。
出国審査自体は数分で終わり、車内に戻ります。
ここで、ちょっとした問題が発生しました!
部屋に戻ろうとしたら部屋の扉が開かない…
どうやら鍵をかけたまま扉を閉めてしまい、外側からは開けられない状態になってしまったようです。
このまま開かなかったらバックパックを失ってしまう…とめちゃくちゃ焦りましたが大丈夫でした!車掌さんに言うと鍵の束を持ってきてどの鍵か何個も試して開けてくれました。
危うく、目の前にあるのにロストバゲージをするというおかしな事態になるところでした笑
部屋に戻ると4時半頃に再び鉄道が動き出し、少し経った5時過ぎにまた鉄道が止まりました。
今度はブルガリアの入国審査のようです。
ヴェリコ・タルノヴォ到着
入国審査審査が終わりもう一眠りした後、到着予定の1時間前には起きました。
到着予定が10時半だったので9時半頃に起きて地図で現在地を確認します。
それを見た感じだと、あと1時間で着きそうにはありません…
やることもないので、もらったお菓子を食べながら風景を眺めていました。
10時半になりましたが、案の定まだ着きません。
それから約1時間後の11時半頃に ヴェリコ・タルノヴォに到着です!
車掌さんが到着前に声をかけてくれるかと思っていましたが、なかったので自分で地図を確認しといて良かったです笑
「ヴェリコ・タルノヴォはどんな町だろう」とワクワクしながら鉄道から降りようと思ったのですが、ここで再び問題発生です!
今度は乗車扉が開かない…
ワクワクしていた気持ちが一気に焦りに変わりました。
ドアの近くにあったボタンを押しても、何をしても開きません。
そのとき最初同じ部屋だったペルー人が通りかかって、「どうやって開けるか分かる?」と聞いたのですが、そのペルー人がいくらやってもやっぱり開きません。
このままやってもしょうがないと思い、別のドアまで走ります。
ひとつの車両に2つしかドアがないので、これが開かなかったら諦めるしかないと思いながら、ドアに手をかけます。
結果…
開きました!
良かったです!ほんとに!
一緒に手伝ってくれたペルー人とお別れし、鉄道から降ります。
色々ありましたが、やっとヴェリコ・タルノヴォに到着です!
最後に
こんな感じでちょっとしたトラブルなどありましたが、なかなか快適な鉄道旅でした!
バスと違って横になることができるのでその点は楽だと思います。
ちなみにバスチケットを探すにあたってどこで買えるかホテルの人に聞いたときにAksaray駅に売っているはずということでした。
結構探しまわったつもりでしたが見つけられなかったので、もしイスタンブールからヴェリコ・タルノヴォへのバスチケットを見つけた方は教えてください笑
では、テシェキュル!
これぞ絶景!カッパドキアの気球ツアー
メルハバ!(トルコ語で「こんにちは!」)
みなさん、トルコのカッパドキアという所をご存知でしょうか?
カッパドキアは「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」として世界遺産に登録されていて奇妙な形の岩などが有名です。
また、たくさんの気球がカッパドキア上空を飛ぶことでも知られています。
僕の場合、無数の気球が飛ぶ絶景を写真で見て、カッパドキアのことを知りました。
その写真を見て、いつかそこで実際に気球に乗りたいと思っていました。
そして先日、その念願だった気球に乗ることができるツアーに参加し、とても良かったのでそのことについてまとめました!
申し込み
僕は泊まった宿「ピースストーンハウス」でツアーの申し込みをしました。
値段は120ユーロ(約15,800円)です。
最初、その宿で言われた値段は130ユーロ(約17,000円)でした。
ただ、それが安いのか高いのか分からなかったのでその場では決めず、とりあえず街のツアー会社を聞き回ることにしました。
すると、どこもだいたい130ユーロだったのですが、一つだけ120ユーロにしてくれたところがありました。
それを宿に帰ってホテルのスタッフに話したところ、あっさりと「じゃあ、120ユーロでいいよ」とのこと。
120ユーロにしてくれたツアー会社には申し訳なかったのですが、同じ値段なら宿で申し込んだ方がいいと思い、そうすることにしました。
ピックアップ
申し込みを終えると宿のスタッフに「朝の3時55分にフロント前に来て」と言われました。
「そんなに早いの⁈」と思いながらも絶景を見るためなので仕方ありません。
なんとか3時半頃に起き、3時55分にフロントに行くと4時過ぎに迎えの車が来ました。
すでに何人か車に乗っていて、さらに別の宿で数人ピックアップした後、気球会社のオフィスに向かいます。
ちなみに僕が乗ったのは、「TURKIYE BALLOONS」という会社です。
飛行場所へ
オフィスに着くと、そこではビュッフェ形式の朝食が用意されていました。
こんな感じです。
朝食を食べながら待っていると、5時頃に呼ばれて指定された車に乗ります。
その車には16人の参加者が乗っていて、この16人が同じ気球に乗るということです。
車内では、パイロットのエルダルさんが「今日が初めてのフライトなんだ、ハハハ」と冗談を交えながら(冗談とは言ってなかった…)気球に関する説明をしてくれました。
そして、30分ほど移動すると僕たちが乗る気球のところに到着しました。
これが僕が乗った気球です。
気球のところに着いたときには、いくつかの気球がすでに飛んでいました。
街のツアー会社を回ったときに高いものだと200ユーロを超えると言っていたのですが、すでに飛んでいた気球たちは、おそらく高いものだと思います。
フライト
いよいよフライトの時間がやってきました!
かごに乗り込み、気球内に熱風を送ります。
すると、気球がだんだん膨らんできて離陸します。
離陸直後はそんなに高度をあげずに渓谷の上を低空飛行していました。
その頃パイロットのエルダルさんは気球を操作しながら、「この気球の名前はタイタニックと言うんだ」と言って、タイタニックのテーマソングを流し始めます笑
タイタニック号のように沈没しないことを願うばかりです…
少し高度をあげたかと思うと再び渓谷が現れ、今度は渓谷に沿うように飛びます。
岩にぶつかって、ほんとに墜落するのではないかとヒヤッとします。
そうこうしているうちに山の向こう側から朝日が顔を覗かせてきました。
朝日が昇るとともに気球も高度をあげていきます。
カッパドキアの奇岩群上空を無数の気球が飛んでいる光景はまさに絶景です!
その後も上昇・下降を繰り返しながら飛行を続けます。
朝日をバックに気球が飛ぶ光景もいいですね!
もう少しこの光景を見ていたいところですが、フライトの時間も終わりが近づいてきました。
いくつかの気球が着陸していて僕が乗る気球も少しずつ下降していきます。
着陸
名残惜しいですが、約1時間のフライトが終わり着陸態勢に入ります。
着陸はパイロットと車の運転手が息を合わせ、このように車の後ろに引いている荷台の上に行います。
僕が乗る気球もパイロットが車の運転手に声をかけながら、着陸場所を微調整していました。
そのおかげかあまり衝撃もなく無事に着陸成功です!
全員がかごから降りると、無事着陸したことを祝ってシャンパンで乾杯します。
その後は一人ずつ名前が呼ばれ、気球に乗ったという証明書が渡されました。
思い出になりますね!
最後にパイロットのエルダルさんと記念撮影を行いました。
エルダルさんは冗談を交えながらも運転技術がしっかりしていて、とても良いパイロットでした!
彼のおかげで、この気球ツアーが一層楽しいものになりました。
まとめ
値段は約15,800円となかなかしましたが、そのお金を払っただけの価値はあったと思います。
なのでカッパドキアを訪れた際は、ぜひこの気球ツアーに参加することをオススメします!
あと注意点が1つあって、僕が乗った次の日は天候が良くないということで中止になっていました。
万が一に備えてスケジュールに余裕を持った方が良さそうです。
では、テシェッキュル!(「ありがとう!」)
やりたいことリスト達成項目(ロシア編)
プリヴェット!
ロシアはおそロシアなんて言われていて、最初はびびっていました笑
眉間にしわが寄っていて顔つきは少し怖いですが、道を聞くとみんなロシア語で必死に教えてくれて優しい人たちでした!
そんなロシアでのやりたいことリスト達成項目です!
世界一周でやりたいことリストはこちら
52.行った国の言葉(「こんにちは」と「ありがとう」ぐらい)を覚える
ロシア語で「こんにちは」は「ズトラーストヴィッチェ」と言いますが、これだと少し長くて覚えにくいですよね。
なので、僕は「やあ!」という軽い感じの「プリヴェット」という言葉を使っていました。
本来は、家族や友達などの親しい間柄で使う表現らしいのですが、初めて会ったロシア人に「プリヴェット」と挨拶しても「プリヴェット」と返してくれました。
「ありがとう」は「スパシーバ」と言います。
12.ロシアW杯を生で観る
モスクワから鉄道で約18時間のところにあるヴォルゴグラードでグループステージ「日本対ポーランド」の試合を観ました。
正直、試合自体は0-1で負けて見ていてつまらなかったですが、W杯の雰囲気をじかに味わえたのは良かったです!
僕の席の周りはポーランドサポーターだらけでポーランドの迫力ある応援に圧倒されてました笑
14.ロシアでピロシキを食べる
ピロシキとは肉や野菜など色々なものをパン生地で包み、油で揚げたりオーブンで焼いたりしたものです。
僕が食べたピロシキにはゆで卵や、野菜炒めのようなものが入っていました。
ピロシキの中身に関してはロシア語で書いてあるので、食べるまで中身が分かりませんが、それはそれでおみくじ感覚で楽しめます笑
15.世界一周中の人に会う
世界一周出発前にロシアで会おうと話していた人たちと会うことができました!
その人たちとは、世界一周に行きたいと思っている人が集まる「世界一周ゼミ」というところで知り合いました。
実は最初は世界一周の中でロシアに行く予定はなかったのですが、その人たちが世界一周中にW杯を観に行くというのを聞いて僕も観たくなってしまい、ロシアに行くことにしました!
その人たちのそれまでに行った国の話などを聞けて、楽しかったです!
69.ロシアでボルシチを食べる
ボルシチとは肉や野菜などを長時間煮込んだスープです。
写真に写っている左のスープがボルシチです。
見た目は赤くて、ちょっと辛そうですが全く辛くありません。
牛肉や人参、玉ねぎなどが入っていて具沢山でした。
本来はサワークリームを入れるらしいのですが、これは入っていませんでした。
言えば入れてくれたのかもしれないですね。
48.世界中のしおりを集める
ロシアではこんなしおりを買いました!
と言いたいところですが、ラオスのときと同様に実はマグネットなんです…
結構探したのですが、しおりは見つかりませんでした。
諦めてモスクワの市場でこのマグネットを50ルーブル(約90円)で買いました!
まとめ
ロシアは主にW杯目的で行きましたが、良い国でした!
次行くときは別の地域も訪れてみたいです!
では、スパシーバ!
やりたいことリスト達成項目(タイ編)
サワディークラップ!
やいたいことリスト達成項目、タイ編です!
世界一周でやりたいことリストはこちら
52.行った国の言葉(「こんにちは」と「ありがとう」ぐらい)を覚える
タイではあいさつが男性と女性で少し違います。
語尾に男性の場合は「クラップ」、女性の場合は「カー」が付きます。
なので、「こんにちは」は
男性の場合「サワディークラップ」、
女性の場合「サワディーカー」となります。
「ありがとう」は
男性の場合「コップンクラップ」、
女性の場合「コップンカー」となります。
10.タイで予防接種を打つ
バンコクにあるスネークファームという所で黄熱病の予防接種を打ってきました!
なかなか混んでいて、受付してから終わるまで約2時間かかりました。
これが黄熱病を打ったという証明書であるイエローカードです。
これがないとアフリカや南米で入れない国もあるので大事に持っていなければなりません。
ちなみに予防接種の値段は1250バーツ(約4200円)でした。
ネットで見ると、850バーツと見た気がするのでだいぶ高くなりましたね…
まあ、これでも日本で打つより半分以下の値段で打てるのでいいんですけど笑
11.タイでカオマンガイを食べる
僕が食べたところはチットロム駅の近くの店でした。
有名店らしく、30分以上並んでようやく席につくことができました。
そのまま食べても優しい味で美味しいのですが、右上のピリ辛のタレをかけるとさらに美味しくなります。
値段は40バーツ(約130円)でした。
34.チェンマイに行く
チェンマイに3泊したのですが、これといったことは特にしませんでした。
旧市街にはたくさんの寺院があるので寺院巡りをしたり、チェンマイ動物園に行ったりしたぐらいです。
あとはひたすら街をぶらぶらして、時々カフェでゆっくりしてという感じでした。
56.どこかで日本食を食べる
バンコクのショッピングモールに一風堂があったので、そこでラーメンと餃子を食べました。
ラーメンが200バーツ(約670円)、餃子が90バーツ(約300円)とタイにしては高かったですが、久しぶりに食べたラーメンはめちゃくちゃ美味しかったです!
66.Grabを使いこなす
ベトナムとタイで数回しか使っていないので、使いこなすまではいっていないですが、使い方は分かりました。
使い方は以前、記事を書いたので読んでみてください!
まとめ
タイでは以上の6つの項目を達成できました。
しおりは見つけたのですが、以前タイに行った時と似たようなものだったので結局買いませんでした…
次の国からは自分のお気に入りのしおりを見つけたいと思います!
では、コップンクラップ!
これを使えばぼったくりの心配なし!配車アプリ「Grab」の使い方
サワディークラップ!
ベトナムやタイの街中を歩いていると、よくトゥクトゥクやタクシーの運転手に
「どこ行くの?」「乗っていかない?」とよく声をかけられました。
しつこいなと思いつつ、遠いところに行くときや歩き疲れてしまったときなどには乗りたくなります。
しかし、街中で声をかけてくるトゥクトゥクやタクシーに乗る際は値段交渉が必要で、しかも降りるときになって最初に言っていた値段より高く要求してくる場合もあります。さらに、ちゃんと目的地まで連れていってくれるかという不安なんかもあります。
全員が信用できないというわけではないですが、正直なことを言うとトゥクトゥクやタクシーの運転手はあまり信用していません笑
では、どこへ行くにも歩いていくのかというとそういうわけにもいかないので、そんなときに便利なのが「Grab」というアプリです。
Grabとは?
Grabはマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ミャンマー、カンボジアで使うことができる配車アプリです。
ユーザーが指定した場所まで車が迎えに来てくれて、目的地までの料金が前もって確認できるのでぼったくりの心配もありません。
Wi-Fiなどのネット環境があれば簡単に使うことができます。
Grabの使い方
便利なアプリ「Grab」の使い方を紹介していきます。
1.目的地を設定
出発地は自分がその時いる場所に指定されているので、まず目的地を設定します。
目的地の名称を入力するか、右上のマークを押すと地図が出てくるのでピンを置くことで目的地を設定することができます。
2.車種を選択
目的地を設定したら次に車種を選択します。
赤枠部分をタップすると車種を選択する画面が出てきます。
使う国・場所によって選べる車種が違うみたいで、1枚目の画像に写っているのがベトナムで、2枚目がタイで選べる車種です。
*ベトナム
*タイ
全ての車種を利用したわけではないので分からない部分もあるのですが、それぞれの車種がどのようなものか分かる範囲で説明していきます。
Just Grab:タクシーか、個人ドライバーのどちらかです。
Grab Car:個人ドライバーで、4や7と書いてあるのは乗車可能人数です。個人ドライバーなので見た目は普通の車です。
Grab Taxi:一般的なメータータクシーです。料金が○○ー○○と書かれているのは交通状況によって値段が変わるためです。
Grab Bike:バイクの後ろに乗ります。荷物が少ないときはバイクが一番安くていいと思います。ちなみにこのときの出発地から目的地までは10kmほどありますが、バイクだと39,000ドン(約190円)です。
Grab Share:目的地の方向が同じ利用者で車をシェアします。
Grab Car Plus:これは使ったことないのでよく分からないのですが、どうやら評価が高いドライバーを選んでくれるみたいです。
3.支払い方法を選択
車種を選択したら次は支払い方法を選択します。
この画面上では支払い方法は現金となっていますが、赤枠部分をタップするとクレジットカードを選択することもできます。
クレジットカードを選択しておけば、財布を出す面倒もなく楽なので僕は基本的にクレジットカードで支払いをしていました。
4.予約して乗車
ここまできたらあとは「Book」をタップし、予約を完了させます。
予約が完了すると、ドライバーの顔写真と車のナンバーが表示されます。
また地図上ではドライバーの現在地が表示され、あと何分で到着するかが分かります。
車が到着したら、ドライバーの顔と車のナンバーを確かめて乗車するだけです。
5.支払いを済まして降車
目的地に到着したら、支払いを済ませて降ります。
支払い方法をクレジットカードに選択している場合は支払いのやり取りがなく、到着するとすぐに降りられます。
のちにGrabからメールで領収書が送られてきます。
注意点
以上のように使い方は簡単なのですが、注意点があります。
1.車の待機場所
出発地は自分がその時いる場所に設定されますが、出発地を変えることもできます。
しかし、複雑な道だとドライバーがユーザーを見つけられない場合があります。
このとき、もしネット環境がないところに出発地を設定していたらドライバーと連絡が取れず、結局会うことができないという可能性があります。
常にネットにつながっている状態なら大丈夫ですが、そうでない場合は出発地を変えずに連絡が取れる状態を維持しておくのが良いと思います。
2.高速代
タイ市内からスワンナプーム空港に行くときに高速道路に乗ったのですが、降車時に払う料金とは別に高速代として75バーツ(約250円)を要求されました。
そのときの車種はGrab Taxiで、予約前の値段はたしか325-430バーツと表示されていました。
結局、料金は300バーツで高速代と合わせても375バーツだったので、予約前に示されていた料金内に収まりましたが、交通状況が悪かった場合もしかしたら高速代と合わせて430バーツを超えていたかもしれません。
まとめ
最初「Grab」を使う前はどうせ値段が高いのだろうと思っていましたが、全くそんなことはなく、むしろ街中で捕まえるトゥクトゥクやタクシーよりも安いかもしれません。
ぼったくられる心配もなく、確実に目的地まで連れていってくれる上に値段まで安いとなったら使うしかないですよね笑
トゥクトゥクに乗って東南アジアを味わいたいという人もいると思いますが、安全に移動したいという人にはこの「Grab」をオススメします!
では、コップンクラップ!
やりたいことリスト達成項目(ラオス編)
サバイディー!
タイを出発し、現在はワールドカップ観戦のためにロシアにいます。
タイの前はラオスにいました。
ラオスは「サバイディー」とあいさつすると笑顔で「サバイディー」と返してくれるような人が温かい国で本当にいいところでした。
ぜひ、みなさんに行ってほしい国です。
そんなラオスでもベトナムに引き続き、達成できたやりたいことリストの項目をまとめたいと思います。
世界一周でやりたいことリストはこちら
3.ラオスでゆっくりする
ラオスの中でも特にルアンパバーンという所でゆっくりしました。
朝からメコン川を眺めながら朝食を食べたり、
Utopiaというカフェで寝っころがりながらコーヒー飲んだり
とこんな感じでゆっくりしてました。
ラオスはベトナムのような喧騒がなく、ゆったりとした時間が流れていました。
なので、自然とゆっくりしちゃいます笑
ラオスではバックパッカーがよく「沈没(居心地が良くて、一つの町に長期滞在して動けなくなってしまうこと)」すると聞いていましたが、実際行ってみてその気持ちがよく分かりました。
4.ラオスのクアンシーの滝に行く
泊まった宿でクアンシーの滝へ行くツアーを申し込みました。
値段はツアー代60,000キープ(約780円)+クアンシーの滝への入場料20,000キープ(約260円)でした。
11時半に宿を出発し、ミニバンで約1時間走るとクアンシーの滝に到着します。
入ったらすぐ滝というわけではなく、入口から登っていきます。
少し登ると、熊の保護施設があり、
さらに登ると、美しい滝が現れます。
ここで、終わりかと思いきや実はさらに上まで登れるんですが、ここから先はしんどかったです笑
階段がすごい急で、しかも一方通行だから引き返したくても引き返せない…
やっとの思いで頂上まで着き、上からの景色を眺めることができましたが、さっきの滝が一番良い景色だったので、正直登らなくてもよかったかもしれないです…
帰りは15時に集合だったのですが、疲れてしまって、14時頃には入口まで戻りご飯を食べてました笑
5.ラオスのプーシーの丘に行く
入場料の20,000キープ(約260円)を払って階段を登っていき、頂上に着くと、
このようにルアンパバーンの街が一望できました。
このプーシーの丘からの夕日が綺麗ということで、17時から日の入り時刻の18時半頃まで待っていました。
しかし、結局雲がかかってしまい夕日が沈むところは見ることができませんでした。
残念でしたが、夕日が沈むところでなくても眺めはとても良かったです。
6.ラオスのサンドイッチを食べる
カフェみたいなところでこのチキンチーズサンドイッチを食べました。
他にも色々と種類があり、ツナや卵、ベーコン、豚肉などから選ぶことができました。
ベトナムのバインミーよりパンは固めでした。
値段は10,000キープ(約130円)で、これだけでお腹いっぱいになるぐらいのボリュームなので満足です。
2.陸路で国境越えする
ラオスの首都ビエンチャンからタイのチェンマイまでバスで国境越えしました。
ビエンチャンのバスターミナルからまずタイの国境側のノーンカイバスターミナルまで普通のバスで行き、そこからスリーピングバスに乗り換えてチェンマイまで行きました。
ホテルやツアー会社で、一気にチェンマイまで行けるバスを申し込むことができたのですがそのバスが300,000キープ(約3,920円)。
自分でノーンカイバスターミナルまで行き、そこでチェンマイ行きのバスチケットを買うと17,000キープ(約220円)+820バーツ(2,740円)で約2,960円。
約1,000円の違いがあるので、後者を選びました。
ビエンチャンのバスターミナルを14時半に出発して、タイの国境側のノーンカイバスターミナルに向かいます。
40分ほど走ると、まずラオスの出国審査の場所に着きます。
そこで、出国審査を済ますとなぜかよく分かりませんが11,000キープ(約140円)払ってゲートを通過します。
ゲートを通過すると、先程乗ってきたバスが待っているので再びそれに乗ります。
全員揃うと出発し、ラオスとタイの友好橋というものを渡り、国境を越えます。
橋の最初は、ラオスの国旗が掲げられていましたが、
橋の途中からタイの国旗へと変わります。
橋を越えると、次はタイの入国審査です。
そして、入国審査が終わると再び同じバスに乗り、ノーンカイバスターミナルまで行きます。
ノーンカイバスターミナルに到着したのは16時頃でした。
到着したら、そこでチェンマイ行きのバスチケットを買います。
19時発のバスしかないので、仕方なくそれを買い、3時間ほどカフェなどで時間を潰しながら出発まで待ちます。
18時半頃にはバスターミナルに戻り、バスが来るのを待っていましたが、19時になってもバスが来ませんでした。
結局バスが来たのは19時半過ぎで出発したのは20時頃でした。
バスに乗ってしまえば、あとはチェンマイまで12時間ほどずっと乗っているだけです。
このバスでは親切に食べ物が配られましたが、菓子パンやお菓子、牛乳に砂糖を入れたような飲み物と甘いもののオンパレードでした笑
チェンマイに着いたのは7時半頃でビエンチャンからチェンマイへ陸路での国境越えを達成しました。
出国審査、入国審査している間にバスに乗り遅れたらどうしようなどという不安はありましたが問題なく陸路で国境越えできました。
これからも陸路で国境越えすることはあると思うので、今回みたくスムーズにいけばいいなと思います。
48.世界中のしおりを集める
正直、ビエンチャンに着くまで買うのを忘れていて、ビエンチャンに着いてから焦って探しました。
ただ、なかなか見つかりませんでした。
というか最終的に見つからずしおりではなく、それっぽいマグネットになってしまいました…
子供のお坊さんが写ったしおり(マグネット)です。
ショッピングモールみたいな所で買いました。
まとめ
ラオスでは以上の6つの項目を達成しました。
今後もやりたいことを達成していきたいと思います!
コプチャイ!
所要時間はたったの一日!ラオスで象使いになってきました!
サバイディー!(ラオス語で「こんにちは」)
今はタイのチェンマイにいますが、その前はラオスにいました。
ラオスはゆったりとした時間が流れていて、人が温かくとても居心地が良かったです。
特にルアンパバーンという所が良く、もっとゆっくりしていきたかったです。
そんなルアンパバーンでは、象使いの免許が取れる一日ツアーに参加してきました。
当初は値段がそれなりにするので参加するつもりはなかったのですが、同じ宿に泊まった人に誘われ、参加することにしました。
今回はその象使いのツアーの紹介をしたいと思います。
申し込み
僕は泊まっていた宿でツアーの申し込みを行いました。
値段は昼食込みで69ドルでした。
ただ、同じ内容で参加していた他の人は別のところで申し込み、値段は40ドルと言っていました。
聞いた話では、25ドルで申し込めるところもあるみたいですが、そこは盗難被害が相次いでいるとか…
申し込む場所によってだいぶ違いがあるようですが、あまり安すぎるのは疑ったほうがいいかもしれないですね。
象乗り体験
朝の8時半頃に宿に迎えが来て、何か所か別の宿で他の参加者を拾ってから目的地に向かいます。
車で1時間ほど走ったところに象たちのいるエレファントキャンプがあります。
着いたらまず、体験という形でイスのついた状態で象に乗ります。
象に乗ってみての印象は、「高い」というのと「象って意外と毛が生えている」ということです。
普段こんな近くで象を見ることがないので新しい発見でした。
このイスに乗った状態で森の中、メコン川の中を歩くのですが、下り坂のときはイスから滑り落ちそうで体を支えるのが大変でした。
象使いの言葉を勉強
象乗り体験が終わったら、次は象使いの言葉を習います。
象使いの人が読んでいき、その後に続きます。
よく使うのは
「Pai(進め)」
「Sai(左)」
「Qua(右)」
です。
前に進んでほしいときには象に
「Pai Pai」と言い、
左に進んでほしいときには
「Pai Sai」
右に進んでほしいときには
「Pai Qua」
と言います。
この象使いの言葉の練習は10分ぐらいで終わったので正直、全部は覚えていませんでした笑
直に象に乗る
象使いの言葉を習ったところで、いよいよ直に象に乗ります。
「Map long(座れ)」と言うと、
前足を前に出して座るので前足を踏み台にして象の背中というか首のあたりに乗ります。
この状態で、再び森の中、メコン川の中を歩きます。
メコン川の中では象の体を洗ってあげました。
歩いている途中でさっき習った言葉を言うと、その通りに象は動くのですが象使いが言ったあとに僕がその言葉を続けているだけなので、多分僕の言葉というより象使いの言葉に従っているだけですね笑
昼休憩
直に乗った状態で散策し終わると、昼休憩です。
正直あまり昼ご飯は期待していませんでしたが、食べ放題形式で味も美味しかったです。
ガーリックトーストやカレー、フルーツなど種類も結構ありました。
再び象に乗って散策
昼ご飯を食べた後は、象使いの人に再び象に乗って散策すると言われました。
今度は「Soung(足をあげろ)」と言うと、
片足をあげるのでその足を踏み台にして象に乗ります。
今までは象使いの人が後ろに乗っていたので、今度は1人で乗るのかと思いきやまたしても象使いの人が一緒に乗ります。
そして、やることはさっきとほぼ一緒です。
象使いが言った言葉の後に僕が続けて言って、散策をします。
散策が終わると象とお別れです。
そこのエレファントキャンプにずっといると思っていたのですが、象たちは普段は森の中に住んでいるみたいです。
免許取得
あれ、結局象使いっぽいことせずに終わっちゃったなと思いつつ、宿へ帰ります。
行きは車でしたが、帰りはメコン川を船で行きます。
そして、宿に着くと免許を渡されます。
これで、履歴書に象使いと書いて、就活を有利に進められる!
と喜びたいところですが、ちゃんとした免許ではないので書いたらきっと怒られます笑
まあ、確かに象使いっぽいことはしてないですからね笑
最後に
このような流れで象使いの一日ツアーは終わりました。
たった一日でちゃんとした象使いになれる訳はありませんが、象に乗るということはなかなかないのでとても良い経験でした。
ラオスのルアンパバーンに行った際はぜひ象使いになってみてください!
コプチャイ!(ラオス語で「ありがとう」)